● ゾンビランド(原題:ZONBILAND)
監 督 :ルーベン・フライシャー
出 演 :エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリン、ウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ、
ジャンル:ホラー(コメディ)
2009年 アメリカ
注)以下、ネタバレだらけです!
【あらすじ】
ゾンビが蔓延しほぼ人類が絶滅した頃、テキサスの大学生コロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、元々引き籠りで臆病で胃腸が弱く生き残るための32のルールを作っています。
彼はオハイオの両親の下に向かう途中、ゾンビを憎みトゥインキー(お菓子、ジャンクフードで何年たっても傷まないという噂)が大好きなタラハシー(ウディ・ハレルソン)の車に拾ってもらいます。
さらにウィチタ(エマ・ストーン)とリトル・ロック(アビゲイル・プレスリン)という詐欺師の姉妹が銃と車を目当てに近づいてきますが、結局取りあえずは一緒になるのです。
しばらく行動を共にした4人でしたが、ある朝姉妹はまた二人を置いて車でいなくなっています。
姉妹は強度の人間不信に陥っていたのです。
彼女達は遊園地に行きますがそこでゾンビの群れに襲われます。
二人はタワー型の遊具に逃れますがゾンビ達にかじられるのは時間の問題でした。
しかし、騒動に気付いたタラハシーがコロンバスを連れて二人を助けにくるのです。
周囲のゾンビを全て片付けた4人は、改めてお互いに家族同様の絆を認め、次の旅に出発するのでした。
【感想】
ゾンビ物って、一つのジャンルを確立してますよね 〜 。
最初に映画化した監督はこうなる事を予想できたでしょうか?
左からコロンバス、タラハシー、リトルロック、ウィチタ(クリスタ)
とはいうものの、これはゾンビ映画の中ではソフトな方で、リアルなグチャグチャ・ドロドロのシーンがないわけではないけれど、でも監督はゾンビと感染していない人間たちの対決を描きたかった訳じゃないようです。
引き籠りのオタクや、強いだけの男や、人間不信の女が、困難な状況の中で人間らしくなっていく過程が描かれているのです。
ホラー嫌いの私でも楽しくみられるゾンビ物でした。
アカデミー賞をもらったエマ・ワトソンが若いです。
タラハシーを演じたウディ・ハレルソンは、お父さんが本物の「殺し屋」だったって!
関連作品:2010 … ウディ・ハレルソン 出演(FM局の男)
2018.11. ................ 傑作映画館の目次ページへ